水の飲み過ぎで健康を損ねる人も

適度な水分補給は健康にとって非常に重要で、猛暑の季節などは、こまめな補給を欠かさないことこそが熱中症対策の決め手で、とにかくたくさん飲んだほうが健康に最適といったイメージとなっています。とは言え、体質によっては過剰な水分の摂取が、かえって健康にマイナスの作用を及ぼすケースがありますので、注意が必要です。漢方で言うところの「水毒」という体質の人は、代謝が落ちているために摂取した水分が効率よく排出されず、体内で余分に滞っている状態となります。クーラーによる極度の冷えに悩まされ、手足のむくみが午後になるにつれ増していき、常に倦怠感に悩まされているタイプの人は、まさにその体質になっていることが考えられます。そういった体調面の特徴のほか、舌の様子でも見極めることが可能で、舌の表面に白いコケである舌苔が見られ、周辺には歯型も付いている場合は要注意です。特に舌に付いた歯型は、舌がむくんで大きくなったことが原因ですので、むくみの症状が慢性化していると言えます。冷えの症状と相まって、全身に健康を損ねるような不調が出ている場合は、漢方的な治療で改善を図ったほうが良い場合もあります。女性の場合、更年期にこの体質が強まってしまう面がありますので、過度の水分、特に冷たいものの摂り過ぎとクーラーによる冷えには、健康維持のため特に注意が必要となります。

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